相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。 今回も、横ばい局面の攻略方法をお伝えしたいと思います。 要点は、以下の2つになります。 ・横ばい局面の特徴を理解する。 ・その横ばい局面の特徴を知った上で建玉方法を考える。 横ばい局面攻略法 0:横ばい 局面のチャートを探し出す。 1:チャートを見て、建玉(トレード)を考える。 2:今度はそのトレードする部分を隠してやってみる。 3:できなかったところを反省をする。 いろいろなチャートを見てみると B局面(横ばい)には、大きな B 局面と小さな B 局面があることが分かります。 この二つ局面をそれぞれを見て、どういう建玉をしたらいいか? ローソク足一本一本を真剣に考えるのです。 B局面のチャートを出してみて、 その部分のB局面では、ここはこうしよう、ここはああしようと考える。 今度は、同じ部分を隠して、もう 1 度トレードしてみるのです。 見えた状態なら出来たトレードが 隠してトレードしたら出来なかったりする。 その部分を何故間違ったか反省をする。 どう理屈を付けたら正しいトレードが出来たか?反省をする。 これを繰り返す。 この繰り返しで、B局面(横ばい)で儲けがとれるトレーダーになれます。 実際にやってみましょう。 下記チャートのグレーの部分、ここをトレードするときに、 どういう建玉をするだろうか?まず考えてみましょう。 ①2−0 ここからスタートするとします。 300日線(オレンジ)を下回っていること。 長い陰線であること、 および全部の移動平均線が下を向いています。 全体は下げ基調なので、売りから入ります。 「A→B→C」と続く、チャート全体を見ながら、 それぞれの場面でどのように建玉をするのか考えます。 ②2−0のまま。 大きく下げている途中なので、 どこで下げ止まるかを考えながら様子を伺います。 ③2−2 大きく下げてきました。 5日線(赤)の下にはあるとはいえ 節目の1500ポイントで下げ止まっているように見えるのが気がかりです。 この場面では、空売りで大きく利益が出ている訳ですが 上がってしまって、せっかくの利益が無くなってしまうのが心配です。 なので、まだ下げ続けるかもしれないと思いながら 1500ポイントという大きな節目にきているので とりあえず、上がっても下がってもいいように買いをいれます。 ④ 0−3 大きく下げてきた株価が、 はじめて5日移動平均線の上に出てきました。 しかも陽線です。 少し反発し上がるのは無いかと思い 売りを全部切って買いを1つだけ足します。 ⑤0−0 大きく下げた後は、ちょい上げ、ちょい下げが続く。 A局面の後は、B局面になる訳ですから、今回の買いは欲張らない。 20日線(緑)および1600ポイントという節目にも 押さえつけられているようにも見えるので、一旦手仕舞います。 ⑥2−0 長い陰線、どうも1600ポイントは超えることが出来なさそうだ・・・ ということで、売りを入れます。 ⑦0−0 どうも横ばいになって5日線(赤)を上回ってきた。 しかも陽線なので、売りを手仕舞いする。 ⑧0−2 横ばいから上に長い陽線で上がってきた。 しかも③の近辺よりも高い位置で下げ止まった感がある。 確実に買いを入れます。 ⑨0−4 20日線(緑)も上抜けてきたので追加の買いを入れます。 ⑩0−4のまま 前の高値に並んできたけど、長い陽線でもあるので様子見します。 11 0−0 横ばいになった。どうも300日線(オレンジ)は超えそうにない。 全部、手仕舞いします。 まずは、チャート全体を見えた状態でやってみる。 もし自分 がこの部分を売り買いするとしたら、 理想的な売り買いはどうなのだろうと、 自分で真剣に考えるのです。 そのあとで、トレードする部分を 隠した状態で、もう一度やってみる。 こうやって、トレードで勝てるパターンを 一つ一つ増やしていくのですね。 答えが見えている状態で仮想の売買をやっても意味がない? あなたは、きっと「答えが見えている状態で仮想の売買をやっても意味がない?」 と思うかもしれません。 そんな ことはないです。 例えば、習字で先生のお手本を真似して何回も書くいていくと、上 手になりますよね。 テニスだって、野球だって、先生やコーチ、プロの真似をして、 何回も何回もやるとできるようになります。 それと一緒で、 ・まずは見えてる状態で仮想売買を自分で理屈をつけながらやってみる。 ・そのあとは、隠しながら仮想売買をやってみる。 ・間違った部分を確認して、なぜ失敗したか自分で反省する。 まとめ B局面攻略法 0:B 局面のチャートを探し出す。 1:チャートを見て、建玉(トレード)を考える。 2:今度はそのトレードする部分を隠してやってみる。 3:できなかったところを反省をする この繰り返しを続けていくことで、 あなたもプロのトレーダーに近くことができます。 今回は、以上になります。
T-Aimoto
<補足> これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは 本番で使えるようにはなりません。 読んだ記事を本番で使えるようになるは 「繰り返し読む」ことが大事です。 いいなと思った記事、 これは大事だぞと思った記事 是非身につけたいと思った記事 があれば、 内容がスラスラと言えるようになるまで 繰り返し読みましょう。 1記事につき最低7回。 そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と どんどん出来ることを増やしていきましょう。 基本の徹底反復が 後の大きな飛躍へと繋がります。 頑張ってください。