相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。 今回も横ばいから、上がるか下がるか? 飛びぬけた地点で、売りか買いを入れて また横ばいになったら手仕舞う超短期トレードをやってみましょう。 2016年2月のAOKI。紳士服のAOKIの日足チャートになります。 あなたなら、このチャートを見て何を狙いますか。 上がっているのだから、買い! と思いたいところですが、そう考えるのは素人? プロは違います。 今、買ってしまったら、60日線(青)、100日線(紫)、300日線(オレンジ)に 押さえられて、上げ止まる可能性があると考えます。 なので、この場面では、 我慢して下がり出すのを待つ という作戦を取ります。 1400円で横ばっている株価(B局面)が 大きな陽線を付けて上がって来た(A局面)。 その後、1500円近辺で足踏み状態。 これは、小さなB局面(横ばい)。 どうも、100日線(紫)、300日線(オレンジ)に 株価が押さえられているのと 1500円という節目を超えるのが難しそうです。 (チャートの右上の部分) B局面は、じっと眺めておいてC局面に入ったところで、売りを入れる。 プロは、じっくり眺めていって、株価がこけたところで売りにに入るのですね。 その後の株価の動きを見てみましょう。 ①2-0 ここが売りを入れるところです。 あとは、手仕舞うところを待つだけ。 横ばいになったら売りを切ることを考えます。 ②0-0 横ばいになったのでおしまい。 空売りを入れたのが、1428円で、買い戻したのが1211円。 差額:1428-1211=217円 たったの8日間のトレードで 200株なら4万円、2000株なら40万円の儲けになりました。 上がって、横ばって、下に抜けたときに売りを入れる。 株式トレードの基本形です。 簡単なトレードなので、もう1つやってみましょう。 KDDIの日足チャートです。 さて、この局面は、何局面でしょうか? ・ ・ ・ 下がっている途中ですからA局面ですね。 ということは、次は何局目がやってくると想定できるでしょうか? ・ ・ ・ 横ばいになるので、B局面ですね。 ということは、次は何局面を狙ったらいいでしょうか? ・ ・ ・ 上昇をとるC局面狙いですね。 「下げ曲面→横ばい曲面→上昇曲面」は一番、典型的な株価の流れです。 株価の流れについては、ご理解いただけましたか? 今、A局面です。 次は、B局面の横ばいになります。 その後、株価を眺めていって、上に抜けたら買う。 ですから、上昇のC局面狙いです。 では、その先を見ていきましょう。 B局面で並ぶのを待って、抜けたら買う。 これだけです。 続きを見ていきます。 ①0-2 ここで、買いを入れましょう。 後は、横ばいなるまで待ちます。 ②0-0 Cの上昇局面ですが、前の高値に並んで陰線が出て 横ばって来たから手仕舞います。 これでどれだけ儲かったかというと 買い2896円、売り3104円なので208円の儲け。 200株なら4万円、2000株なら40万円の儲けになります。 まだまだ、行きます。 次は、福岡銀行です。 以下のチャートをご覧ください。 B(横ばい)局面の後は、 A(下降)局面あるいはC(上昇)局面が続いています。 B→C→B→A→B→C→B→A・・・ ときれいに繰り返していますね。 今、A局面が終わった後のB局面ですから、 次の狙いはC局面です。 A局面だから下げていきます。そして次に横ばってB局面になります。 その後、抜けてC局面になったところで買う。 手じまうのは、C局面が終わってB局面になったところになります。 その後の実際の売買するタイミングを確認してください。 ①0-2 B局面を、上に飛び出しC局面になったので買います。 ②0-0 これで終わり。C局面が終わってB局面になったので手仕舞います。 横ばって抜けたら、買いあるいは売りを入れる たった、これだけ・・・ 最後に武田薬品のチャートを確認しておきましょう。 緑の線で挟まれている部分が横ばっているB局面になります。 横ばっているB局面から上に飛び出したのC局面になったので買いをいれる。 その後、横ばってB局面になったので買いを手じまう。 再度、B局面から下に抜けてA局面になったので売りを入れる。 また、横ばってB局面になったので買いを手じまう。 今回のまとめ 下がって、横ばって、抜けたところで買うということの繰り返しで、 結構、儲かるということがわかりますね。 下がって、横ばい、上がって、横ばい 東京マーケットのチャートは 、基本的にA局面、B局面、C局面 でできています。 練習によって、それを見抜ける力を身に付けていただたいと思います。 では、次回の講義もお楽しみに。
T-Aimoto
<補足> これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは 本番で使えるようにはなりません。 読んだ記事を本番で使えるようになるは 「繰り返し読む」ことが大事です。 いいなと思った記事、 これは大事だぞと思った記事 是非身につけたいと思った記事 があれば、 内容がスラスラと言えるようになるまで 繰り返し読みましょう。 1記事につき最低7回。 そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と どんどん出来ることを増やしていきましょう。 基本の徹底反復が 後の大きな飛躍へと繋がります。 頑張ってください。