相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。

今回も、B局面(横ばい)の攻略方法です。

実際の私の練習風景を具体的にみていただき
あなたが練習する際の参考にしていただければと思います。

練習する方法は以下のとおりになります。

・チャート全体を見て自分でやってみる
・次にその部分のチャートを隠して自分でやってみる。
・間違ったところを反省する。

> PDCAサイクルを回す

まずは、チャート全体を見えた状態で自分でやってみる

チャート全体を見て、建玉のプランを立てるのです。

今回は、「八十二銀行」をやってみましょう。

この日足チャートのグレー部分のトレードをやってみます。

まずは全体をチャート全体の見えながら
それぞれの地点で、自分ならどうするか建玉を考えましょう。

それぞれのローソク足での
私なりの売買する理由を以下に記しました。

①0-2

大きく下げてきたA局面からB局面(横ばい)になってきた感がある。
陽線でかつ5日線を越えてきたので試しの買いを入れます。

②0-4

完全にB局面(横ばい)から飛び出てC局面(上昇)になってきた。
しかも5日線(赤)も20日線(緑)も越えてきました。
これは上がりそうなので買いを追加します。

ここからローソク足が5日線の上にいる間は、
買いを継続し様子を眺めます。

③2-4

60日線(青)に抑えらるかもしれないので
売りヘッジとして半分の2だけ売玉を持ちます。

④4-0

100日線(紫)と300日線(オレンジ)上で
大きな陰線がでました。

ここでの株価に対する考えかたとして

・まだ上がるかもしれないので買いはそのままで売りを追加して
4−4にし、上がっても下がってもいいようにしておく方法が一つ。

・もう一つは、これ以上、株価が上がるのは難しいのではないかと考え
買いを全部切って、売りを2追加し4−0にするという方法があります。

しかし、陽線新値が7本以上になっていること
かつ、移動平均線の全てが下向きなので
後者の買いを全部切って売りを追加する方を選びました。

※陽線新値とは

⑤5-0

5日線を株価が下回ってきました。
何となく伸び悩んでいるように見えます。
これは力がないとみて売りを追加します。

⑥7-0

B局面(横ばい)から、下に飛び出してA局面(下降)になってきました。
これは、かなり下げる方向に向かっています。
下から 大きく上げてきて、300 日線(オレンジ)超える事なく下げ出しました。
売りを追加します。

⑦7-2

流れは下降局面だと思っていますが
5日線を二日連続越えてきたので用心して
買いヘッジを2だけいれる。

⑧10-0

100日線(紫)に抑えらて上がれない。
かつ全部の移動平均線が下を向いています。
④の高値に届かないまま下がり出したので
これは本当に弱い兆候ですね。

少し多めに売りを3追加します。

⑨12-0

60日線を割ってきたので、さらに売りを追加します。

⑩13-0

2日連続、陽線であがるかもしれなかったが
結局、安値を更新してきたので売りを1だけ追加する。
①の頃の前の安値に近いので控えめに追加する。

⑪0-0

大きなA局面(下げ)からB局面U(横ばい)になった可能性が高い。
5日線を陽線で越えてきたので、売りを全部手仕舞します。

以上です。

相場式、株式トレードの練習方法は
まず、チャート全部を見えた状態で、自分なりに理屈を付けて
どうすればいいか建玉を考える。

次に今やったのと同じ部分を隠しながら
本当に売買するつもりで実践トレードの練習をしてみる。

以下の画像は、先ほどの日足チャートを
WINDOWSのメモ帳で隠した状態です。

まとめ

・見えた状態で自分でやってみる
・そのあと隠して自分でやってみる。
・間違ったところを反省する。

これを100銘柄、200銘柄、300銘柄・・・と繰り返し練習すると
あなたのトレード技術は格段にうまくなると思います。

実際にご自身でやって見てください。

T-Aimoto

<補足>

これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは
本番で使えるようにはなりません。

読んだ記事を本番で使えるようになるは
「繰り返し読む」ことが大事です。

いいなと思った記事、
これは大事だぞと思った記事
是非身につけたいと思った記事

があれば、

内容がスラスラと言えるようになるまで
繰り返し読みましょう。

1記事につき最低7回。

そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と
どんどん出来ることを増やしていきましょう。

基本の徹底反復が
後の大きな飛躍へと繋がります。

頑張ってください。