相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。 今回も、ショートトレードの練習をしていきましょう。 どんどん数をこなして、株で儲ける術を身につけていってください。 早速行きましょう。 下記は、「ヒロセ電機」の日足チャートになります。 まずは、この約5ヶ月間の値動きを見て 2つ3つ、気がつくことを考えてみてください。 以下のような事に気が付けばいいと思います。 下記のチャートを参考にしてください。 ①はじめ横ばいだった株価が、その後、数ヶにわたって上がり続けた。 その際、横ばっていた移動平均線(5、20、60、100日線)が 一気に上方へバラけて放れていった。 >大暴騰のパターン参照 (平行になって推移していた移動平均線が その後、一気に、ばらけて上に行ったとき) ②株価が上昇3ヶ月目で、一旦天井を付けた。 ③60日移動平均線(青色)に陽線で当たって跳ね返りつつある ※下図を参照 この後の展開、「ああなったら、こうなる」を 何パターンか想定しておきましょう。 今後の想定として 以下の3つのパターンがあると思います。 大きく上がってきた後なので、 基本横ばいになる(上図の緑のライン内で推移する)と考えていいと思います。 しかし、横ばいになったその後は・・・ ①前の高値である8500円を越えて、更に上がっていく。 ②前の高値8500円に挑戦するも、届かずに、その後下がっていく。 ③今すぐ100日線を割って下げ出す。 以上、大きく3つパターンが想定されます。 パターンとして3つの想定をしますが 狙いはどれかに掛けておいたほうがいいですね。 狙いはどれに掛けるか。 私なら、下げるほうに掛けます。 なぜなら、かなりの期間上昇した後、 今まで触れることのなかった青色の60日線に触れているからです。 とりあえず「下げる」方に賭けた建玉をしな がら、 もし、上がってしまえば、上がる方に建玉を変えるのです。 もう少し詳しく説明します。 大きく上がった後の横ばいなので、その後は、 ②のパターンである下げる可能性が高い建玉をする。 つまり最終的には下がっていくであろうと読んで、売り玉を多めにする。 もし想定が外れて、①のパターンになって、更に上昇するようであれば 8500円の上値を付けた段階で 売りを無くして、買いを追加すればいいのです。 マーケットに合わせて建玉の操作をする。 自由自在、柔軟にマーケットに対応するのです。 実際の値動きは、想定通り大きく下がりました。 それぞれの局面で、どういった建玉をしたらいいか見ていきましょう。 ①0−2 大きく下がってきて、60日線(青)に陽線で当たりました。 少し反発するとみて買いを入れます。 ②2−2 4日連続の陰線で、5日線(赤)も下回ってきました。 益々、弱くなってきているのが分かります。 2回目の60日線(青)に陰線で触っていますので売りを入れます。 ③4−0 前日は、5・20・60日線を割りましたが陽線なので様子見。 しかし、この④では今回は、少し上がったものの 陰線かつ5、20、60日線を越えられない。 更に20日線(緑)を5日線(赤)が下に抜いていますので弱いとみます。 ④0−0 100日線(紫)と300日線(オレンジ)および 7500円に節目に当たって下げまっているので一旦手仕舞います。 ⑤4−0 100日線(紫)と300日線(オレンジ)を陰線で割ってきました。 やはり弱いんだという事で 先ほどの建玉を元に戻します。 ⑥6−0 安値を更新してきたので、売りを追加します。 いつ売りを手仕舞うのかと言うと 「陰線で下げてきて、陽線で横ばいになれば切る」 そういう目線で、この後の動きを眺めていきます。 ⑦7−0 一旦、5日線の内側に入ったものの すぐに又、5日線を下回ってきました。 反発するのに、もう少し時間がかかりそうです。 割りを更に追加します。 ⑧0−0 5日線の内側で陽線が出たので 全て手仕舞いします。 以上になります。 大きく上がってきた後の横ばい。 その後、高値を更新する事が出来ずに株価が失速する。 『暴落』の典型的パターンでした。 もう慣れてきましたか? 次回も実践トレード練習をドンドンやっていきます。 お楽しみに。 T-Aimoto <補足> これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは 本番で使えるようにはなりません。 読んだ記事を本番で使えるようになるは 「繰り返し読む」ことが大事です。 いいなと思った記事、 これは大事だぞと思った記事 是非身につけたいと思った記事 があれば、 内容がスラスラと言えるようになるまで 繰り返し読みましょう。 1記事につき最低7回。 そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と どんどん出来ることを増やしていきましょう。 基本の徹底反復が 後の大きな飛躍へと繋がります。 頑張ってください。 >コンテンツ一覧へ