相場師朗の株塾で、人生が変わった相本です。

今回は、
株価の底値近辺に現れる勝ちパターンを
紹介していきたいと思います。

早速ですが、下図をご覧ください。

株価が反転する可能性の高い形として
この図のような「底練り」パターンです。

ずっと下落してきた株価が
なんとなく下げ止まって来たものの
安値近辺でウロウロし始めた辺りが
目の付け所になります。

すぐに反転し上昇ということには
ならないのですが
この「底練り」期間をこなした後に
大きな上昇をするのです。

この底練りの値幅は、上下5%未満内で
”小刻み”に推移していることが
底値を固めつつある状況の確認となります。

ここで大事なことは
”小刻み”に推移しているということです。

また「底練り」期間も重要です。
この「底練り」の期間が長ければ長いほど
その後の上昇幅が大きくなるのです。

狭い値幅で、売り買いが交錯し
売っても売っても下がらなくなる・・・

これは非常に大きな買いのエネルギーが
溜まっていることになります。

”底練り”が半年以上も続いた後で
株価が上に抜け始めた時は、
かなり大きな上昇が見込める
ということになります。

また、”底練り”の攻略法は

この「底練り」から脱出した時が
本格的な上昇局面のスタートになります。
なので、そのタイミングが仕掛け時になります。

また、手仕舞いの対応は
他の勝ちパターンと同じく
上昇が継続する限りは保有をし続け
切り下げた時に即手仕舞いを行います。

利食いでも損切りでも
切り下げたら手仕舞うということは
徹底してくださいね。

では、以下に「底練り」の具体例を
2つほどご覧いただきます。

まずは、富士通の月足チャート。

「底練り」の出現を機に株価の流れが
大きく変わっていますね。

「底練り」の形になるまでは、
長い下落局面が続いていましたが
2012年8月から緩やかな弧を描いて
株価が推移し、12月以降は
上昇局面がはっきりとしています。

その後、少し調整を迎えてからは
かなり大きな上昇局面となっていますね。

もう一つ、見ておきましょう。
「東京ドーム」の月足チャートです。

ここでも、同じような「底練り」パターンが
確認できます。

下落しながらも、小さな「底練り」を繰り返し
最終的な急騰していますね。

この「底練り」の形を
日足、週足、月足・・・と色々なチャートで探し出し
脳にパターンのインプットをしてください。

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ブログで学んだことを出来るようになる為の練習をしたい方は
以下の記事をご覧ください。

相本哲士の株トレード写経チャート21日間チャレンジ