相場師朗の株塾で、人生が変わった相本です。

ここもと、N字型パターンについて
深く考察しています。

N字型とは、いわゆるモノ別れ。
そのモノ分かれを細かく分析していきますね。

今回、ご紹介するN字型パターンは
以下のようなものになります。

ここで大事なこと2つあります。

一つ目は、株価の上下の振れ幅が
少なくなってきているパターンです。

言い換えると高値と安値の差が
小さくなってきてる状態です。

値幅が徐々に狭まっているということは
売りと買いのエネルギーが
拮抗して来ているということですね。

いずれ、どちらか一方に大きく動く前触れると
捉えてよさそうです。

逆に、高値と安値の差が広がっている時は
方向感が定まらない為、
エントリーには向きません。

このような、株価の上下の振れ幅が
少なくなってきているパターンを
一般的なテクニカル用語では
三角保ち合いと言われています。

上昇を狙うのであれば
この三角保ち合いの中でも
下値が切り上がっているものを狙います。

二つ目に、見ていただくパターンは
上値は、ある一定の価格で揃うものの
下値が少しずつ切り上がっているモノです。

直角三角形を逆さにしたような形になり
一般的には「ペナント」と呼ばれています。

以上の二つ。

・高値と安値の差が小さくなってきてる
・上値は、揃いつつも下値が切り上がっている

このパターンが短期急騰を期待できる
必勝パターンになります。

このパターンを
どう攻略したらいいのでしょうか?

保ち合いを上に放れた時が、
つまり上図の”赤丸”の部分が
絶好の仕掛けるタイミングになります。

しばらく上値が揃って
頭打ちになっていた株価が
ついにその水準を突き抜けて
高値を更新した。

まさにその時こそ
絶好のエントリータイミングになります。

その後、上昇がハッキリとしてきたら
その傾向が続く限り保有を続けます。

逆に、上昇することなく下落してしまった場合は
すぐさま損切りを行います。

利食いのタイミングは毎回、同じです。
高値が切り下がらない限り保有し続けます。

慎重にエントリーするのは勿論ですが
利食いを急がないことも大事になります。

株式トレードの世界で生き残るためには

損切りは素早く、利食いはゆっくりと。

これが逆になっていませんか???

では、実例を見ていきましょう。
まず一つ目は、以下のチャートです。

上昇して来た株価が一旦休憩
その休憩中、徐々に値幅が狭まり
ローソク足は寄り引け同値で
ローソク足がコマになっています。

株価が煮詰まっている証拠ですね。
その後の陽線でエントリー後
大幅上昇となりました。

もう一つ、実例を見てみましょう。

先ほどと少し違うのは
株価の上下の値幅が煮詰まりつつも
安値が少しずつ切り上がっていることです。

つまり、上昇中の株価が休憩し
その後、株価が煮詰まっている状態になった後
上がれば勝てる可能性が高いということですね。

当然のことながら
株価が煮詰まった後、下落すれば
買いのエントリーは見送ることになります。

同じN字型上昇パターンでも
分解すると色々なパターンがありますね。

ぜひ、自分で気になるチャートパターンを
深く考察してみてくださいね。

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T.Aimoto

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ブログで学んだことを出来るようになる為の練習をしたい方は
以下の記事をご覧ください。

相本哲士の株トレード写経チャート21日間チャレンジ