相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。

株で勝てない人

その原因を考えてみると、
結局のところ、圧倒的な”練習不足”に落ち着きます。

練習したというレベルが
勝ってる人と、負けてる人では
基準が違うのです。

本当に「わかった」と
自信をもっていえるところまで
練習していないのです。

この結果、
多くの人が儲からないどころか
大損してマーケットから
”退場”となってしまうのです。

何か一つの技を紹介すると
それを聞いた人の全員が、
「頭の中では」理解したと言うのです。

それでは、その理解した人の何人が、
勝てるトレーダーに変わったのでしょうか。

残念ながら、一つの技を知ったからといって
すぐに勝てるようにはなりません。

僕は、こういう「わかった」
「わかった」とは認めません。

「わかることは、かわること」です。
頭の中でわかった気になっているだけでは、
「わかった」といってはいけないのです。
そういえるのは、実際に結果出た場合だけです。

トレードの技を覚えるのは、大事です。
しかし、単に技のパターンだけ覚えて、
わかった気になったとしても、
それは「わかった」ことにはなりません。
なぜなら、それだけでが勝てないからです。

大量のチャートを読んで、
実際にその技がどのように使われているかを
確認するとともに、

その技を実戦練習で使ってみて、
初めて使えるようになり、
そのときに本当に「わかった」状態になります。

さて今回は、天井圏に現れる
「三尊天井」=トリプルトップで
株価が下がらずに上に抜けたら
買いの好機であるという話をします。

「三尊天井」=トリプルトップとは
株価が上昇の山を3回作った後、
最終的には、大きく下落するパターンです。

しかし、

この3回の山を作った後で下落せずに
3つの山を高値を抜けて
大きく上昇することがあるのです。

下図のようなパターンです。

何度も上昇しようとしたエネルギーが
売り圧力に押されて抑えられてきた状態が
3度も繰り返されて高値を抜いたという事は
株価が強いという事です。

ちなみに、売り圧力が強い時には
3つ目の山を作った後でも高値を抜けません。

しかし株価が強ければ4つ目の山を作った後に
大きく上昇してくる場合もあります。

基本は、3つ目の山を上に抜けると買い場到来。

「三尊天井」=トリプルトップで
株価が下がらずに上に抜けるという事は
上昇するエネルギーが溜まっている証拠。

高値保合から、上に抜けたら
買いのチャンスです。

そう簡単には見つかりませんが
それだけに手堅いパターンです。

そんなパターンを過去チャートから
ぜひ、探してみてください。

目にした数だけ自信を持って
エントリーできるようになれます。

実戦で使えないものは、
ビジネスであろうが、スポーツであろうが、
株トレードであろうが無意味なのです。

実戦で練習してこそ、
頭の中でわかった気になっていたものが、
本当にわかっているのかどうかわかります。

ゆえに、実践行動を重視するとともに、
頭の中でわかった気になっているものは
決してわかっていないのだという慎重さを
身につけるべきです。

「わかった気になる」と「わかった」の差は、
埋め尽くせないくらいに大きいものなのですから。

「わかった」といえるのは、
実戦経験の裏づけがあったときだけです。

練習しまくると、凄いことに気づきます。

”今まで、やってきたことは一体なんだったの???”

そこまで来れば、あなたは勝ち組トレードまで後一歩です。

頑張ってください。

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ブログで学んだことを出来るようになる為の練習をしたい方は
以下の記事をご覧ください。

相本哲士の株トレード写経チャート21日間チャレンジ