相場師朗の株塾で、人生が変わった相本です。

よく利食いのタイミングについて
相談を受けます。

株トレードに絶対はない以上
勝った時の金額を大きくし
負けた時の金額を少なくしなければなりません。

しかし大半の株トレーダーは
利食いは喜んで素早くするのですが
損はしたくないので、ヤバイと思っても
そのまま実現損を出すことなく放置し
最後の最後に、どうしようもなくなって
大きな損を出して手仕舞う。

8勝2敗と勝率は80%でも
その勝ち金額を、たった2回のトレードで
すっ飛ばしてしまうおです。

ですから、基本的に損切りは素早く
利食いは徹底的に遅くするのが
プロトレーダーの常識となります。

そう心がけてトレードをすれば
自ずと勝てる金額は大きく
負けた時の金額は小さくなります。

もちろん折角、儲かっていたトレードが
利食いを遅くしたために
損になってしまうということも多々あります。

プロトレーダーは損切りは躊躇なく行えるので
損切りに対するストレスはないのですが
利益を大きくしようと試みることで
利食いを待って損になるかもしれない・・・
そういうストレスを持っています。

そのストレスに打ち勝ってこそ
大きな利益を手にすることができるようになるのです。

・・・と、その通りなのですが

初心者トレーダーに

株トレードに絶対はない以上
勝った時の金額を大きくし
負けた時の金額を少なくしなければなりません。

そう言っても、現実的な問題として
難しいというのが本音だと思います。

株トレードに絶対はない以上
勝った時の金額を大きくし
負けた時の金額を少なくしなければならない。

だから、基本的に損切りは素早く
利食いは徹底的に遅くしないといけない。

プロは大きく儲かっているからプロではなく
大きな損をしないからプロなのです。

しかし、プロにとっては
当たり前の行為であっても
初心者トレーダーが、これを実践するのは
現実的な問題として難しいのです。

そこで、今回は初心者向けの利食いの考え方を
ご紹介させていただきます。

それは、利益が10%を越えて来たなら
高値から3%下がったら半分だけ
機械的に手仕舞いするということです。

これであれば、あなたが嫌いな損切りではなく
利食いなので躊躇なく出来ますね。

例えば、とある銘柄が
1000円が直近に付けた高値だとすると
3%である30円下がったら
半分利益を出すために売るのです。

その後、再び株価が上昇することになったら
再度、エントリーすればいいのです。

それを繰り返していれば
大相場を掴み損ねるということは
無くなるはずです。

全ての株を手仕舞いするのは
日足で安値が切り下がったところになります。

まとめます。

10%以上の利が出るのであれば
高値から3%下がったら半分手仕舞う。

一度、冷静になって、チャートを見て
もう一度買いたいと思えば
またエントリーすればいい。

3%押しで半分手仕舞い。

この考え方は、初心者トレーダーにとっての
利食いの基本的な考え方になります。

以上です。

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相本哲士の株トレード写経チャート21日間チャレンジ