相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。
前回に引き続き超短期売買、
ショットガン投資の講義を実践例と共に進めて行きたいと思います。
全て下げている株価が下げ止まるのを待って
上がると確信できた地点で買いを入れて
短期間で手仕舞うというパターンです。
まずは、下記チャートは「沢井製薬」。
トライ届かずで、前の高値に届くことができずに
株価が大きく下げてきました。
オレンジ色の300日移動平均線の辺りで
株価が揉み合って下げどまりつつあります。
300線上で長い陽線が出た地点で
買いを入れます。
その後、上昇していった株価が
青色の60日線近辺で横ばい。
陰線が出たので手仕舞います。
大きく下げてきた株価が
300日移動平均線で下げどまり陽線、そこで買いを入れる。
その後、上昇した株価を
60日線あるいは100日線に触れた地点で手仕舞う。
このパターンをいくつか紹介させていただきます。
「富士通」の日足チャートです。
次に「日立国際電気」の日足チャート。
次に「三菱電機」の日足チャート
大きく下げてきた株価が
300日移動平均線で下げどまり陽線、そこで買いを入れる。
その後、上昇した株価を
60日線あるいは100日線に触れた地点で手仕舞う。
最後は、「ミスミグループ」の日足チャートです。
これ以降は、大きく下げてきた株価が
300日移動平均線ではなく
大きな節目で下げどまるパターンです。
節目で下げどまり陽線、そこで買いを入れる。
その後、上昇した株価を
60日線あるいは100日線に触れた地点で手仕舞うのは
先ほどの300日線で下げ止まるパターンと同じです。
まずは、「宇部興産」の日足チャート。
長い期間かけて下がってきた株価が
2000円で一度、下げどまり、少し上昇ました。
少し上昇したものの、また2000円近辺まで下がってきました。
しかし、2000円を下回ることなく
大きな陽線を付けて株価が上昇、ここで買いを入れます。
前記までと同じく
青色の60日線にタッチして陰線が出たので手仕舞いします。
次は、「アイシン精機」の日足チャート。
2000円の大きな節目は
前の安値でもありました。
以上、きく下げてきた株価が
300日移動平均線、あるいは大きな節目で
下げどまり陽線、そこで買いを入れる。
その後、上昇した株価を
60日線あるいは100日線に触れた地点で手仕舞うパターンの紹介をしました。
今回、示した例は、
宇部興産以外は、どれも300日線が
チャートの一番下にあるものを挙げています。
前回の講義で、解説させて頂いたように、
株価が、300日線のはるか上にあるということは、
300日(1 年 3 カ月)もの間、株価が上昇し続けて きたわけですから、
買いでもうかっている人がいっぱいということになります。
ということは、上がったら売りが出てくる。
上がったら売りが出るから、基本弱いと思っていいです。
基本、弱いと思っている株価が下げ過ぎの反動で
少し上昇する局面を狙っているのです。
下げている最中の、ちょっとした 戻し。
ちょっとした戻しでも、チャンスだったら取る。
3〜8日ぐらいで終わりにする。
これが「ショットガン投資法」です。
ここで大事なのは、「うねり取り」とは違って
一つの銘柄にこだわらない。
短期間で儲かったら、これは終わり。
買いを入れてから、手仕舞う3〜8日の間に、
同じような次に儲かりそうな銘柄を見つけておくのです。こ
ですから、常に 3銘柄ぐらい狙っている株がある状態にしておく。
これを続けていくだけで、結構な利益になります。
最後に、もう一度、ショットガン投資法のポイント
・一つの銘柄にこだわらない。
・ずっと持たない、良くても悪くても直ぐに手仕舞いする。
・おいしいとこ ろだけを取る。
ショットガン投資法の例を検証してみました。
次回も、ショットガン投資の別のパターンの検証をして行きます。
お楽しみに。
T-Aimoto