相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。 今回から気持ち新たに、 ショットガン投資法というのをお伝えしたいと思います。 ポイントは以下の4つになります。 ①2〜7日程度で手仕舞い ②順張り ③複数銘柄を手がけて良い ④仕込む、待つ まず第一に、ショットガン 投資法というのは、 2日から7日で手仕舞いをする超短期投資手法になります。 前回まで、講義していたショートトレードは 2週間〜3ヶ月程度の期間のトレード。 また、一つの銘柄をひたすら追いかけて売り買い交えながら 最終的に大きな利益に結びつけるのが「うねり取り」 これは、3〜6ヶ月間かけての大掛かりなトレードになります。 それに対して、ショットガン投資法は超短期トレードになります。 そして、次に大事な事は、ショットガン投資法は、順張り投資です。 順張りというのは、 上げ始めてから買う、下げ始めてから売るという 株価の流れに沿って売り買いをする方法です。 その正反対である「逆張り」 逆張りというのは、今現在は下がっている途中だけれども、 もうそろそろ底値が近いという局面において 売りを少し入れて、下げを取りながら、 同時に少しずつ買い下がっていく・・・ そして、最終的に次の上げを取る。 本玉(本当の狙い)は空売りではなくて買いになります。 あるいは、その逆で、今現在は上がっている途中だけれども、 もうそろそろ天井が近いという局面において 買いを少し入れて、上がっていくところを買いで儲けながら、 空売りを少しずつ入れていく・・・ そして、最終的にドスンと下がった時に売りで儲ける。 これを「逆張り」と言います。 ところが、今回から取り上げる「ショットガン投資法」は順張り。 上げ始めてから買う、下げ始めてから売る戦略をとります。 第3番目のポイントは、複数銘柄を同時に手掛けて良いということです。 相場先生ご自身は、一度に30銘柄も手がけていたりするそうですが もしあなたが、株式投資を初めてまだ間がないのなら 3銘柄から5銘柄ぐらいを手がけらればいいと思います。 ショットガン投資法の最後のポイント。それは・・・ 仕込む、待つ です。 ショットガン投資法は、超短期なので 初心者でも簡単に手掛けられます。 しかも練習をすれば、必ず上手になれます。 ですから、とにかく練習する事。 練習、練習、練習です。 では、ショットガン投資法とは 一体どんなものなのか? 実際に、やっていきたいと思います。 下記のチャートは「デンソー」の日足チャートです。 このチャートを見て、あなたは何に気が付きましたか? このチャート見て、あなたは買いで儲けますか? それとも、売りで儲けますか? 少し考えてみてください。 以下のポイントに気がつけば良いと思います。 ①300日移動平均線が一番下にある ②株価が5000円という大きな節目を下回って推移している ③高値が少しずつ下がって来ている ここで、どういう風に見通したらいいのか? 考え方をお伝えしたいと思います。 まず、一番下に300日移動平均線があるということは、 相当長い期間、株価が上がっていたという事です。 そうでないと300日移動平均線の上にローソク足が出ることはありません。 300日というのは、約1年3ヶ月の期間になります。 株式市場が開いているのは1カ月で20日間になりますから、 300日ということは、1年3カ月もの期間になります。 上げ下げを繰り返しながらも、 結果的には下値が切り上が り、上値も切り上がり、 1年 3カ月もの間、上げ続けてきたという事です。 さもなければ、300日線の上にローソク足が存在することはできないのです。 ですから、300日線の上にローソク足があるという事は 過去1年と3ヶ月もの間、株価が相当上がったとうことになります。 そういう風に、チャートを読み解いていくと、 このチャートの左側部分よりも、 もっと左側の見えていない部分まで想像できるのです。 相当上がったのだから、この株を持っている人の多くが儲かっている。 利益確定していない人達が沢山いるということ。 この株を売却せずに未だ保有している人達は、 必ずいつか持っている株を売って換金します。 つまり、この後、売り圧力となる可能性が高いということです。 その傾向がチャートに表れています。 高値を付けた後、株価が前の高値まで戻れなくなっており どんどん高値が抑えられて来ていますね。 それと、もう一つ、 5000円という大きな節目。 5000円の節目を一回割ってしまってからの株価は 300日線移動平均線と4500円という 節目に抑えられて少し上昇するのですが、 今度は5000円の節目まで行ったところで株価が足踏み状態。 前の高値まで届くのは、無理な雰囲気です。 以上の観点から、この局面での狙いは・・・ 売り=空売り になります。 この後の株価の動きを確認しておきましょう。 今、ここで狙っているのは、売り。 しかも、2〜7間という超短期トレードなので 300日移動平均線までの下げを取ろうとしています。 ①2−0 オレンジ色の300日線に当たってから上がって来た株価が 5000円近辺で失速、 陰線を付けて5日線(赤)も20日線(緑)も下回って来ました。 しかも、5日線、20日線共に下に向いています。 これは下がりそうです・・・ということで売りを入れます。 もし予想と外れてすぐに上がって 5日線、20日線の上に株価が出たら すぐに損切り手仕舞いする気持ちを忘れないようにしておいてください。 ショットガンは、短期勝負なので 失敗したら、すぐに負けを認めて手仕舞った方がいいのです。 100発100中なんてありえない。 5 回中 3回ぐらい当たれば、十分、プラスになります。 慣れてくれば、10 回中 7〜8 回当たるようになれば大成功です。 この後、下がっていますが ショットガン投資法では追加の売りはしません。 ショットガンの場合は順張りですから、 次に陽線が出るか、陰線でも株価が横ばいで下げ止まったと思ったら切ります。 ②0−0 ちょうど300日線で陽線ですから、ここで終わり。 これがショットガン投資法になります。 これを、同時に3銘柄ぐらいやる。 もし1銘柄で 3万円の利益が出るとしたら、 3銘柄やっていれば、9万円の利益になります。 こういうトレードを週に2回できれば 3万円×3銘柄×週2回で約18万円の利益。 1カ月に換算すると 72万円の利益になります。 ところが、相場先生が教えてくれる株式投資は技術です。 技術ですから、出来るようになれば 技術が、どんどん精度が上がっていき再現性が高まって行きます。 そうなれば、今までは1000株投資で3万円ずつの利益だったものが 2000株、3000株、5000株・・・と 少しずつ多めに売りや買いを入れてみようということになります。 儲ける金額もそれに応じて増えて行きます。 練習する回数、実際の売買する回数。 その回数が増えていけば、上達していくのが技術 です。 ですから、ぜひ、しっかりと株式トレードの技術を身に付けて行ってください。 次回も、濃厚なショットガン投資の講義をして行きます。 お楽しみに。 T-Aimoto <補足> これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは 本番で使えるようにはなりません。 読んだ記事を本番で使えるようになるは 「繰り返し読む」ことが大事です。 いいなと思った記事、 これは大事だぞと思った記事 是非身につけたいと思った記事 があれば、 内容がスラスラと言えるようになるまで 繰り返し読みましょう。 1記事につき最低7回。 そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と どんどん出来ることを増やしていきましょう。 基本の徹底反復が 後の大きな飛躍へと繋がります。 頑張ってください。 >コンテンツ一覧へ