相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。
今回もショートトレードの実践練習を紹介していきます。
下記チャート、「ミスミ」の日足チャートをご覧ください。
先ずは、いつもどおり
このチャートを見て気が付く事を
2・3個考えて見てください。
以下の点に気がつけばいいと思います。
・株価が、約3ヶ月間上昇した後、横ばっている
・横ばっている株価は1050〜1150円のボックス圏で推移している
・青色の60日移動平均線に触れた後、反発し上昇している
下記のチャートを参照してください。
その後は、以下のように大暴落となりました。
それぞれの番号を振ってあるローソク足で
あなたなら、どんな理由で、どんな建玉をしますか?
①2−0
長い陰線で下がって来ました。
60日線で下げ止まる可能性もありますが
60日線に触れるのが、二回目で
かつ、前回の60日線に触れた時からの期間がたったの7日間と短いので弱い
>「ローソク足と移動平均線の接触する間隔」についてはこちら
それとよく見ると
5日線(赤色)も20日線(緑色)も下向きで
「デッドクロス」を形成しています。
これは、相当弱いと見て間違いないです。
②4−0
60日線を陰線で確実に下回って来ました。
さらに、5日線が60日線を下に突き抜けて来ました・・・弱い。
売りを追加します。
それと同時に、必ず、「下値の目処」を考えます。
一つは100日線(紫色の線)。
もう一つは、大きな節目である1000円。
③そのまま
先ほど、考えた下値の目処である100日線まで下がって来ましたが
長い陰線である事、株価が5日線の内側にあるので
もう少し下がる可能性がるとみて
何もせずに様子見します。
④0−0
300日線に陽線で跳ね返ったので
全部、手仕舞います。
仮にここで、手仕舞わなかったとしても
その三日後の十時線で手仕舞う。
遅くても、5日線の上に陽線で出て来たローソク足で手仕舞いましょう。
最後の5日間は、陽線が多く横ばって来たので
底を打った可能性が高いですね。
上記の通り、出来ましたか?
この局面は、比較的、簡単だったのではないでしょうか?
そのまま続きを、やっていきましょう。
①0-2
陽線で赤の5日線を越えてきました、と同時にオレンジの300日線も越えてきました。
②0-4
300日線は堅そうなので、買いを追加します。
③0-5
緑の20日線も、紫の100日線も上回ってきました。
買いを1だけ追加します。
④0-0
前の高値近辺で長い陰線です。
無難に一旦手仕舞いします。
⑤0-5
前の高値を一気に越えてきました。
③で切った買い玉を全て買直します。
⑥0-0
節目近辺で、上髭の長い陰線が出ました。
ここですべて手仕舞いします。
練習95、本番5
私のこのブログを読んで参考していただくのは非常に嬉しいのですが
それだけでは、決して株式トレードはうまくなりません。
ご自身で、似たようなチャートを見つけてきて
・先ずは、チャート全体を見ながら、一本一本のローソク足について
自分だったら、どういう理由でどう言う売買をするか考える
・次に同じ場面を、隠して売買をやって見る
・最後に、何がよくて何が悪かったのか反省する。
この繰り返しで、必ず株式投資は上手くなれます。
練習、練習、練習してくださいね。
次回の講義もお楽しみに。
T-Aimoto
<補足>
これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは
本番で使えるようにはなりません。
読んだ記事を本番で使えるようになるは
「繰り返し読む」ことが大事です。
いいなと思った記事、
これは大事だぞと思った記事
是非身につけたいと思った記事
があれば、
内容がスラスラと言えるようになるまで
繰り返し読みましょう。
1記事につき最低7回。
そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と
どんどん出来ることを増やしていきましょう。
基本の徹底反復が
後の大きな飛躍へと繋がります。
頑張ってください。
いつも、ブログ見ています。
ショートトレードその4で
100日線と60日線の表示(数字、色)が間違っている箇所が
いくつかありました。