相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。 今回も、ショートトレードの実践練習をしていきます。
今回の場面は超重要です。
今回の場面は、あなたが今後のトレードをしていく中で、 頻繁に出くわす事になるであろう典型的な場面なので
しっかりと真剣に取り組んでください。
真剣に取り組めば取り組むほど、自分の為になります。
早速、いきます。
下記のチャートは「京王電鉄」の日足チャートです。
大きく上がってきた株価が横ばっています。
今後の見通しを幾つか考えてみてください。
大きく上がってきた後の横ばい圏なので もう少し横ばった後、 いずれ上昇するか下降するかのどちらかになります。 (当たり前ですが・・・) 上昇するか下降するかは 一日一日のローソク足を確認しながら 可能性の高いと思われる方の建玉を増やしていきます。 今回は、横ばい局面から 少し株価が下に抜けてきたように見えます。 前の高値に届かないで 株価が下げだしました。 まずは売りから入ってみましょう。 その後は、以下のような値動きなりました。 それぞれの番号のローソク足で、あなたなら、 ・どういう建玉を ・どういった考えを元に 「建玉の操作」を行いますか? ①2−0 先ほど解説した場面。横ばい局面から 少し株価が下に抜けてきた。前の高値に届かないで 株価が下げ出したので、まずは売ります。 ②2−2 20日線に陽線で当たった後は上がる可能性が高いので ヘッジとしての買いを入れます。 それと同時、この場面で考えないといけない事は 「この前の高値を超えていく事ができるかどうか。」 この事を必ず考えながら建玉の操作をします。 僕の場合、横ばった後、 下がる可能性が高いと思っているので売りは残しています。 ③4−0 この3日間、陰線続きで どうも緑の20日線を越える事ができない状態です。 買いを切って、売りを追加します。 この「大きく上がった後の横ばっている局面」で 一番、気にしないといけないのは 「この前の高値を超える か超えないか」という事になります。 しかし、この前の高値を更新するのであれば おそらく、このような陰線 3 連続にならないはずです。 この日の雰囲気は悪さを感じられるかどうか? それが、すごく大事になります。 ④6−0 案の定下がり出しています。 5日線(赤色)も20日線(緑色)も下向きになっています。 売りを追加します。 ⑤8−0 さらに安値を更新し、下がってきたので売りを追加します。 下値の目処は、60日線(青色)と100日線(紫)の辺りと想定します。 ⑥0−0 60日線(青色)と100日線(紫)の辺りまで来たので 全部、手仕舞います。 今回のポイントをまとめ
①大きく上がった後は、横ばいになる
 
②前の高値を超えられないときは要注意。  その後、大きく下がる可能性が高い
 
③20日線に陰線で触ったけど、その後陽線 で返したとき。  この時は、買いヘッジは絶対に必要
 ただし、いずれ下がると思っているのであれば 売りは継続 でいいのです。
最後に、③の後の3日連続の陰線の悪い雰囲気。
前の高値までなかなか 行かない雰囲気と、
20日線を越える事ができない雰囲気。
 
この雰囲気の悪さを感じ取れる事が重要です。
株価と20日移動平均線との関係
最後に、「株価と20日移動平均線との関係」
下記の図で確認しておきましょう。
20日移動平均線が上がっています。 やがて株価が下がってくる20 日線は横ばいになります。 株価(赤色の線)が調子よく上がっている時は 20日線(緑色の線)に触りません。 ところが、どこかの地点で 株価が、 20日線まで 1 回下げます。 ただし、1度目の20日線タッチは戻す事が多いです。 20日線に当たって、また上がってくる。 そうして、2回目、3回目と 株価が20日線にタッチしてくる。 ローソク足が20 日線に当たって、 また 上がって、当たってまた上がって・・・ 繰り返します。 その際に、 「株価が20日線に接触する間隔」 に注目してください。 株価が強く上がっている間は ローソク足は20日線に、 中々当たりません。 株価が段々と弱くなっている場合には 株価が20日線に接触する間隔が段々と短くなって来ます。 上の図でいうと ①>②>③ と徐々に、「株価が20日線に接触する間隔」が短くなっていますね。 4回目くらいになると 20日線を、頻繁に割ったり超えたりを繰り返します。 そうして、最終的に株価が下がりだす。 相場が上昇をして、衰退していく流れ。 全く、この通りの株価の動きなるというわけではありませんが こういう動きを、想定しておくと 大きくトレードで失敗するという確率は かなり低くなります。 「株価が20日線に接触する間隔」に注目する 今回は、かなり重要な話をさせて頂きました。 次回も、濃厚なトレードの話をしたいと思います。 お楽しみに。 T-Aimoto <補足> これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは 本番で使えるようにはなりません。 読んだ記事を本番で使えるようになるは 「繰り返し読む」ことが大事です。 いいなと思った記事、 これは大事だぞと思った記事 是非身につけたいと思った記事 があれば、 内容がスラスラと言えるようになるまで 繰り返し読みましょう。 1記事につき最低7回。 そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と どんどん出来ることを増やしていきましょう。 基本の徹底反復が 後の大きな飛躍へと繋がります。 頑張ってください。 >コンテンツ一覧へ