相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。
読者さんから、以下のような質問を受けました。
自分の得意技がわからない。
「もの別れ」がいいと思い、トライすると失敗。
うまく行かなくなると次は「下半身」に移り、
それがうまく行かなくなると次は「7の法則」をやってみる。
一つ一つの技をチャートに当てはめる前に
全体の流れを俯瞰することが大事です。
その流れの中で
一つの技が使えるかどうか?
少し別の視点で見てみましょう。
下記の「漢字」をしばらくの間、
じっと見つめてみてください。
粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉
この漢字は、小学校高学年で習う
「粉」という字です。
「小麦粉」「粉薬」など、
常日頃、見かけることも多く、
一般の人なら、大部分の人が知っている漢字です。
でも、この「粉」という漢字を
ずっーーーーと見続けていると
「こんな形だったっけ?」と
不思議に思えてくることがあります。
同じ文字をずっと見続けていると、
それがなんという文字であったか
分からなくなって来ることがあります。
たとえば、「粉」という漢字を
脳が「粉」という漢字の全体ではなく、
「米」「八」「刀」といった部分だけを
バラバラに認識してしまうことが起こるのです。
なぜこのような現象が起こるのでしょうか?
文字の“全体”ではなく、
“部分”に意識がいってしまうことによって起こります。
普通、人は1つの文字を見るときに、
その文字を構成する“部分”には注目しません。
つまり、「粉」という漢字の
“全体”を見ているのです。
全体を見ないで
細部に拘ると一体大元はなんだったのか?
わからなくなるのです。
これは、チャートを読み解く場合も同じですね。
まずは、全体を俯瞰する。
その後に、細部に拘る。
相場先生の技の数々
下半身、もの別れ、7の法則、パンパカパン・・・
あなたの使おうとしている技は
全体の流れを読む技なのか?
売買のタイミングを知る技なのか?
まずは、ここを把握するように努めてくださいね。
ではでは。
<補足>
これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは
本番で使えるようにはなりません。
読んだ記事を本番で使えるようになるは
「繰り返し読む」ことが大事です。
いいなと思った記事、
これは大事だぞと思った記事
是非身につけたいと思った記事
があれば、
内容がスラスラと言えるようになるまで
繰り返し読みましょう。
1記事につき最低7回。
そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と
どんどん出来ることを増やしていきましょう。
基本の徹底反復が
後の大きな飛躍へと繋がります。
頑張ってください。