相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。 下降局面の考察も、早いもので6回目になりました。 今回は、下げだした株価が、どうなったら下げ止まるのか? 底値では、どうい動きを株価はするのか? その時のローソク足と移動平均線との関係について見ていきます。 下記のチャート、2007年後半の『神戸製鋼所』の日足チャートです。 チャートの右3分の1の辺りで株価が大きく下げ 最終的に底を打って、少し上昇しています。 下がっている過程で、ローソク足と移動平均線の関係はどうなっていますか? ローソク足が、赤色の5日移動平均線に触れる事が何度かあり 1回目、2回目、3回目でやっと底を打っています。 1回目、5日移動平均線に触れて、前の安値に並んできたので 底を打ったと思いきや、安値を更新して下げだしました。 ここでは更に売りを追加する場面です。 5日移動平均線を陰線で割ってきたら売りを追加するんです。 ここは全体的に移動平均線が下向きなので下降局面です。 少し上がってきたので上昇すると思い、売りを入れずに、 逆に買いを入れてしまうと下降局面で損をしてしまうのです。 5日移動平均線を陰線で下回ったら売りを入れる 下降局面が終わって、横ばい 局面になるためには、 5日線に触って、すぐに下げて、 次にもう一度 5 日線に触れるか、上に出ないと株価は底を打たないんですね。 5日線を超えなければ、あるいは5日線に何回か触らなければ、 底は打たないのです。 5日線に触って、下げて、また触って、下げたりして、 少しずつ下値が固まってくると同時に 売りを減らして、買 いを入れていくのです。 上の図をもう一度、確認してください。 5日移動平均線に3回目に接触する辺りでは 3日連続で、5日移動平均線の上に出ています。 しかも、下値が固まりつつあり陽線が多くなっています。 ここで絶対、次の買いは必要です。 売りを少し減らす。 底値を確認しながら 少しずつ、売りを減らして買いを増やしていく。 その後の下げが浅く安値を下回らなければ、もう底が確定になります。 まとめ 下降局面が底を探るには ローソク足が、5日線の上に出なければ、売りは切らず、買いを少し入れる。 5日線に当たって、再度下がってしまったら、買いは 1 回切る。 ローソク足が、5日線に当たる回数が、 1回、2 回、3回と繰り返し 陽線が多くなるとか、長い陽線が出てきたら底を打つ。 底値の典型的パターンの説明でした。 T-Aimoto <補足> これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは 本番で使えるようにはなりません。 読んだ記事を本番で使えるようになるは 「繰り返し読む」ことが大事です。 いいなと思った記事、 これは大事だぞと思った記事 是非身につけたいと思った記事 があれば、 内容がスラスラと言えるようになるまで 繰り返し読みましょう。 1記事につき最低7回。 そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と どんどん出来ることを増やしていきましょう。 基本の徹底反復が 後の大きな飛躍へと繋がります。 頑張ってください。 >コンテンツ一覧へ