こんにちは、相本です。 下降局面対策、5回目になります。 下げ相場で儲けられるようになると、 株式投資が楽しくて楽しくてしょうがなくなります。 ぜひ、何度も「下降局面」対策を繰り返しみて あなたも下げ相場でも利益の取れる株式トレーダーになってください。 今回は、「王子製紙」の日足チャートで練習しましょう。 下記のチャートを見て まず何に気付きますか? 思いつく事を、いくつか自分の頭で考えて見てください。 ここで、気付いておきたいことは ①現在は、上昇局面である ②上昇し始めて、3ヶ月目である ③高値である650円(緑のライン)を上に抜けてきた この3つに気づけば、この後の作戦が立てやすくなります。 実際の株価が、この後どうなったか、見ていきましょう。 ①0−2 長い陽線で、650円の節目を超えてきたので 買いを入れます。 もみ合いを上に抜けてきた陽線ですから ローソク足が5日移動平均線を下回るまで強気でOKです。 ②0−4 新高値更新してきました。 陽線新値も、3本目なので、この勢いならもう少し上がりそうです。 全部の移動平均線が上を向いているので安心して買いを入れられますね。 追加の買いを2入れます。 ③0−5 5日移動平均線に当たって株価が反発しました。 強気継続でいいと思いますが700円の節目を警戒し 買いは1だけ追加する事にします。 ④3−5 700円の節目近辺で、どうも頭を押さえられているように見えます。 一応、下げの用心としてヘッジの売りを3入れます。 ⑤5−3 700円を越える事ができずに 株価が、始めて5日移動平均線を下回ってきました。 買いを2減らし、その分だけ売りを追加します。 その後は、以下のチャートのように大きく下がりました。 ⑥8−0 完全に力尽きて下がり出しました。 買いを全部切って、売りを追加します。 緑の20日移動平均線辺りで ローソク足と移動平均線がどのような絡み方をするのか気になる場面です。 20日移動平均線に陽線で当たるようなら売りは手仕舞うか 買いを少し入れるか? この先の株価の動きを考えながら建玉を操作していきましょう。 ⑦10−0 一度は半発して上がった株価がすぐに下げ 5日移動平均線も20日移動平均線も下回ってきました。 売り一辺倒だったので、ホッとする場面です。 かつ、5日移動平均線が20日移動平均線を下に突き抜けてきました。 上がら事が決定しました。 売りを追加します。 どこで下げ止まるか? イメージできていますか。 ⑧12−0 長い陰線で安値を更新してきました。 次は青色の60日移動平均線まで下がると読んで 売りを追加します。 ⑨0−0 予定通り、青色の60日移動平均線まで下がって 陽線で反発したのでここで全部手仕舞います。 空売りって、結構儲かります。 王子製紙の業績のことは、わからない。 ニューヨークダウが、どうなっているかも知らない。 為替がいくらなのかも、わからない。 チャートさえあれば、 ローソク足と移動平均線さえあれば 儲けをとる事ができるのです。 狭く深く、移動平均線だけに注目して勉強し 儲けを取れる株式トレーダーになりましょう。 では、また。 T-Aimoto <補足> これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは 本番で使えるようにはなりません。 読んだ記事を本番で使えるようになるは 「繰り返し読む」ことが大事です。 いいなと思った記事、 これは大事だぞと思った記事 是非身につけたいと思った記事 があれば、 内容がスラスラと言えるようになるまで 繰り返し読みましょう。 1記事につき最低7回。 そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と どんどん出来ることを増やしていきましょう。 基本の徹底反復が 後の大きな飛躍へと繋がります。 頑張ってください。 >コンテンツ一覧へ