相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。 今回から、下降局面での売買を徹底的に学んで行きたいと思います。 実際の売買をする前に、下降局面の特徴を捉えておきましょう。 以下に、色々な下降局面のチャートを並べてみました。 下降局面の特徴にはどんなものがあるでしょうか? 下降局面の特徴 三つのヤマト運輸の日足チャートを下記に載せています。 それぞれ、見てみると 大きな下降局面のと小さな下降局面があることがわかります。 下降局面の後は、横ばい局面になっています。(赤の矢印) 下記のチャートは、横ばい→下降→横ばい→下降となっています。(黄色の矢印) その前の上昇が大きかったので、下降が続いたのだと考えられます。 大きく上がらないと、大きな下げは来ないのです。 このチャートの右側半分では、大きな下降局面の中で 小さな横ばい→小さな下げ→小さな上げ を、繰り返しています。 別の銘柄でも確認してみましょう。 イオンモールの日足チャートを2つ並べています。 この2つのチャートは、やや大きな下げ局面ですね。 このような下げ局面で買いを持っていたら大変です・・・。 下げ局面で、儲けを取れるトレーダーになリましょう。 下降局面が終わる雰囲気 この次からは、
下げ局面が終わる雰囲気に注目してみてください。
赤の矢印部分が下げ止まった部分です。
概ね同じようなパターンになっている事がわかると思います。
上記の全ての株価チャートの赤い矢印の部分を見て
下げが止まる株価の動きを確認しておいてください。
株価が、下降局面にある間は
5日移動平均線(赤い線)に触る事ができないでズルズルと株価が下がります
その際に陽線ではなく陰線であることが多いです。
そのうちに、陽線になり出し
株価が、5日移動平均線に一度触れ
2度触れ、3度触れと5日移動平均線に触れる回数が増えて行きながら
いずれは長い期間5日移動平均線を越え出し
株価は横ばい局面になって、最終的に上昇局面に移行していく。
最後に20年間の日経平均の月足チャートをご覧いただきましょう。 20年間の日経平均の動きを見ても、大きな下げ、小さな下げがあり いずれ横ばいになって、上昇局面に移行していくというのが見て取れますね。 以上、下降局面での株価の特徴は掴めましたか? 次回からは、本日勉強した「下降局面」での 実践トレード練習をやって行きます。 お楽しみに。 T-Aimoto <補足> これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは 本番で使えるようにはなりません。 読んだ記事を本番で使えるようになるは 「繰り返し読む」ことが大事です。 いいなと思った記事、 これは大事だぞと思った記事 是非身につけたいと思った記事 があれば、 内容がスラスラと言えるようになるまで 繰り返し読みましょう。 1記事につき最低7回。 そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と どんどん出来ることを増やしていきましょう。 基本の徹底反復が 後の大きな飛躍へと繋がります。 頑張ってください。 >コンテンツ一覧へ