相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。

お金って、人間と似ています。
孤独を嫌い、集団を好むのです。

お金はたくさんある人のところに
更にお金が集まってきます。

儲かる術を知っている人のところに
お金は、どんどん貯まっていくのです。

お金はあっても邪魔にはなりません
場所も取りません。

お金があると安心するし、
心に余裕が生まれてきます。

お金を持っている人は悪い人・・・
子供の頃、何となくそう思っていましたが

お金を持っている人は悪い人
そう思っている人のところには
お金はやってきません。

お金だって、気持ちがあるんです。
自分のことを悪く思っている人の所へは
行きたくなんかありません。

お金も人間も似てますね。

ときどき目にする、
お金が原因によって起こる悲惨なニュース。

あれだってお金は何も悪くないのです。
悪いのはお金を上手に使いこなせなかった
その人なのです。

わかりやすく包丁に例えてみます。

包丁は人を殺す道具になります。

でも同時に美味しい料理を作る道具にもなります。
包丁による殺人事件が起こったからといって、
包丁に罪はありません。

同じく、お金がよくなるのも悪くなるのも
その人の使い方が問題なのです。

お金が欲しいのなら、
まずはお金を心の底から
好きになりましょう。

そうするとお金が寄って来る
可能性が高くなります。

儲けたいと言いながら
お金の悪口を言う人がいたので
こんな文章を書きました。

さて、今回は、「三角保合(もちあい)」
についてのお話です。

「三角保合」とは、下図のように

大きな波を描いていた株価の安値と高値が
徐々に近づいていくパターンで

高値はほぼ一定で
安値が徐々に高値に収斂していきます。
その後、高値を抜けたら、買い。

ここで、この上昇するときの
投資家心理について考えてみましょう。

こういった投資家心理を考えることによって
チャートを見る目がこえていきます。

三角保合によって
高値水準で上昇が抑えられているというのは
売り買いする投資家心理が拮抗している証です。

買い方は、もっと上がると思い
上値を買いたいのですが

安値で買った人の”利益確定”の売りと
高値が揃っているということで
売ってやろう、、、という”信用売り”が
株価の上昇を妨げます。

こうして、売り買い拮抗している状態ですが
株価は、いつまでも停滞することはなく
どちらかに動き出します。

この拮抗状態を抜けて
買い方が優勢になった時
株価がそこから一気に上昇を始めます。

そこでは、下がると掛けて
信用売りしていた投資家が
ヤバイと思い焦り
一気に買い戻しをするのです。

だから、元々あった”実需の買い”と
売り方の”買い戻し”が合わさるので
上昇スピードが加速するのですね。

実際に株価チャートで
「三角保合(もちあい)」を形成したものを
見ていきましょう。

2005年8月から上昇に転じた株価が
8月末に停滞し、「三角保合」になります。

その「三角保合」を3回続けた後
株価が上へ抜けて大きく上昇しています。

典型的な「三角保合」ですね。

確認のため、もう一つ。

チャートが「三角保合」を形成するのは
徐々に売り物が消化されてきて
今までよりも買い需要が増えている時です。

「三角保合」の状態にある株価は
新しいステージを模索しているのです。

そんな時に株価が上値を抜けると
いよいよ相場が上昇を開始する時期だ
そう考えるようにしましょう。

高値一定、安値が高値に収斂していく
三角保合は、急上昇する可能性大です。

お金”そのもの”を好きになった上で
トレードの勉強をしましょう。

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ブログで学んだことを出来るようになる為の練習をしたい方は
以下の記事をご覧ください。

相本哲士の株トレード写経チャート21日間チャレンジ