相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。 今回も前回の講義に引き続き 「ショットガン投資法」のついて学んでいきます。 ショットガン投資法 トレードの基本は、以下の 1、勝率を上げるべく、危険は避け「超短期」で売買する 2、複数銘柄を‘’観察‘’ 最初は15銘柄位を観察。 3、「ああなったら、こうなる」という株価の流れを‘’読んで待つ 3つが基本でしたね。 また、超短期トレードのルールとして ・保有期間は1~7日で決済する ・順張りで短期的な株価の勢いに乗る ・ローソク足の陽線で買い、陽線が続く限り保有、陰線が出たら手仕舞い ・陽線が続いても、終値が前日より低ければ手仕舞い 以上になります。 下記の「日本特殊陶業」の日足チャートを見てください。 買いから入るか、売りから入るか、 どちらにしても 赤線の部分で入り、青線の部分で手仕舞いします。 それぞれの番号を振ってあるローソク足で どういった理由があって買うのか? どういった理由があって売るのか? 株式投資を勘に頼った単なる当てものではなく 再現性のあるものにするためには 株式の売買をするに当たって1つ1つ理由が必要になります。 勘に頼るのではなく理屈があって売買するから 同じような、あるいは似たような局面に遭遇したときに 同じように売り買いが出来るのですね。 では、その理由の1つ1つを丁寧に確認していきましょう。 ①買い→②売り 買い:紫色の100日線で押さえられていた株価が一旦20線まで下がり 今回は100日線を越えてきました。 横ばいだった株価が上昇局面に移行しました。 5日線が20日線を追い越して「クチバシ」の形も出現していますね。(ピンクの部分) >相場シグナル クチバシとは? 売り:陽線ですが、横並びになり、5日線を割ってきたので、ここで手仕舞います。 ③売り→④買い 売り:緑色の20日線に接触する回数がかなり増えて来た株価。 その横ばいだったローソク足を一気に陰線で下放れました。 株価が前の高値に届かずに下がり始めました。 今回は、横ばいだった株価が下降局面に移行しました。 ここでは、先程と逆の「逆クチバシ」の形が出現しています。 典型的な下げパターンである「トライ届かず」にもなっていますね。 >相場シグナル トライ届かずとは? 買い:前の安値まで下がってきたこと及び100日線近辺まできたので ここで手仕舞いします。 ⑤売り→⑥買い 売り:5日線、100日線の一日だけ上に出たけど、すぐに 5日線、100日線共に下回って来ました。売りを入れます。 買い:オレンジ色の300日線を割っていますが、長い下ヒゲ陽線になりました。 かつ、3000円という大きな節目で下げ止まっています。 ローソク足が、「長い下ヒゲ陽線」になったという事は・・・ 朝方、大幅安になっていたけど、最後には大きく戻して来たという事です。 もし、あなたがザラ場中(場中:相場が売買されている途中)に株価を見ていたら 大きく下げていた株価を見て売りを追加したくなったかも知れません・・・ ザラ場は見ないことが肝心です。  ⑦売り→⑧買い 売り:赤色の5日線が下から緑色の20日線に近づいていったものの 触れることができずに、大きく下に向き出しました。 これは、「モノ別れ」のシグナルです。 >相場シグナル モノ別れとは? 買い:前の安値で下げ止まり、5日線の上に出て来ました。ここで手仕舞います。 ⑨買い→⑩売り 買い:前の安値で下げ止まり、長い陽線で5日線、20日線を越えて来ました。 売り:一気に青色の60日線まで上がり、陰線で押さえられています。 ここで手仕舞いします。 ⑪⑫売り→⑬買い 売り:横ばいだったローソク足が、5日線と20日線を同時に下回って来たので売り。 ここは「トライ届かず」と「逆クチバシ」の両方が出現しています。 その後続けて、300日線も割って来たので、追加の売りを入れます。    ここで、今回の300日線割れは、3度目になるので、    前回よりも大きく下がる可能性が高い・・・ と考えられるようになれば、あなたもプロに近づいて来ている証拠です。 買い:下落5日目ですが、陽線が出たので欲張らずに、ここで買い手仕舞い。 以上になります。 まとめ 最後に、今回の「ショットガン投資」で学んだ事をまとめておきましょう。 1:「上がったら横ばい、下がったら横ばい」になる。 2:「節目」は大事。節目まで来たら腹八分目でも手仕舞いする。 3:横ばい局面では、基本やらない。 4:もし失敗したら、すぐ損切りし手仕舞いする。 5:下げて来た途中で陽線、上げて来た途中で陰線が出たら手仕舞いする。 6:基本は、「上昇+上ヒゲ」で売りは手仕舞い。「下ヒゲ+長めの陽線」は、買い。 7:「トライ届かず」「クチバシ」等、株価の流れを読むようにする 8:ザラ場は、見ない。 今回の講義は以上になります。 次回も、ショットガン投資法に関した講義を続けていきますね。 T-Aimoto <補足> これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは 本番で使えるようにはなりません。 読んだ記事を本番で使えるようになるは 「繰り返し読む」ことが大事です。 いいなと思った記事、 これは大事だぞと思った記事 是非身につけたいと思った記事 があれば、 内容がスラスラと言えるようになるまで 繰り返し読みましょう。 1記事につき最低7回。 そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と どんどん出来ることを増やしていきましょう。 基本の徹底反復が 後の大きな飛躍へと繋がります。 頑張ってください。 >コンテンツ一覧へ