相場師朗のチャート術 技よりも大事なもの
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相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。
株価と言うものは、年中上げ下げを繰り返しています。
上昇している期間は売る人よりも、
買う人の方が多いから上昇します。
その一方、下落している期間は買う人よりも
売る人の方が多いから下落します。
まずは、株価は上げ下げを繰り返している
ということをまず理解してください。
〜株価は美人投票〜
どんなに業績が良くても、
素晴らしい新商品が出ても
その会社の株を買おうと言う人が
売ろうと言う人の数を超えなければ
株価は上昇することができません。
逆にどんなに悪材料が出ようとも
その会社の株を買おうと言う人が
売ろうと言う人の数を超えてくれば
株価は上がってしまいます。
株価の形成は「美人投票」と言われます。
「美人投票」というのは
美人コンテストにおいて、
自分が美人と思う人ではなく
票が集まりそうな人に投票する・・・
そのような集団心理と同じなのです
また、ある会社が悪材料発表しました。
しかし株価は上がるどころか大きく上昇しました。
翌日の新聞記事を見ると
「悪材料出し切ったので上昇」と書いています。
また別の日、ある別の会社が悪材料発表しました。
今回は、株価が大幅に下げてしまいました。
新聞記事を見ると「悪材料を嫌気」と出ています。
同じ悪い材料でも、
それをプラスに取るかマイナスと取るかは
株を売買する投資家の考え方次第なのです。
しかも投資家たちの考えも皆一様では無いのです。
買いを入れる投資家の数と売りを入れる投資家の数。
その数の多い方に株が動くそれだけなのです。
〜客観視よりも俯瞰視〜
株価を読むには、
投資家心理を読めなければなりません。
しかし多くの投資家は主観的で
自分の視点からしか見れてないことが多いです。
投資をする際には、
株価チャート全体を俯瞰することが必要です。
要するに100人1,000人10,000人・・・
の投資家層がどう考えているかを
全体的に読まなければいけないのです。
全体を見て100人1,000人10,000人の人が
「こう考えているんじゃないか」
ということを考える必要があるのです。
※そのヒントは後述しています
儲かっている投資家の中には、
自分のポジション(建玉)はさておいて
客観的な立場で考えてみるということを
やっている方もいらっしゃいます。
しかし、客観視であれば、
自分じゃない投資家の一人の目線でしかないのです。
本当に儲けを取ろうと考えるなら、それではダメで
いろんな人の見方をして、多くの投資家心理を考える。
これが俯瞰視になります。
〜テクニックよりも、
投資家心理を読むスキル〜
要は自分が投資しようとする銘柄のチャートを見て
投資家目線で考えて、俯瞰視する。
周りの投資家は、どういう心境でいるか。
これが投資家心理を読むスキルです。
もちろん、色々なテクニックも重要なんですが、
結局は自分が投資している、
あるいは投資しようと思っている株を
自分以外のその他大勢の投資家がどう捉えるのか???
ということが読み取れれば
市場から利益を取る可能性がかなり高くなりますし
大きな損をするということは、かなり減ります。
〜投資家心理と移動平均線〜
相場先生の投資手法では、
主に5日、20日、60日、100日、300日と
5本の移動平均線を利用します。
また新教材「株は技術だ!一生モノ!」には
上記の5本の移動平均線に加えて、
3日と10日移動平均線が追加されました。
それぞれの移動平均線から
投資家心理を読む習慣を付けてください。
5日移動平均線を眺めては
この5日間で買ったあるいは売った投資家は
今ある株価の位置をどういう心境で眺めているのか?
それを考えてください。
5日線だけでなく、20日線、60日線、
100日線、300日線も同様に考えてみましょう。
20日線なら約一ヶ月間、
60日線なら約三ヶ月間、
100日線なら約5ヶ月間、
300日線なら約一年三ヶ月間・・・
買っている人だけでなく、売っている人は
今現在の株価の位置をどう思っているのか?
居心地がいいのか?早く手仕舞いたいのか?
そのままでも気にならないのか?
どうしようと迷っているのか?
あなたの頭の中をフル回転させて
短期、中期、長期・・・
それぞれの投資家心理を考えるのです。
こうすることが、
テクニック論をどんなに高めた手法よりも大事です。
投資家がどういう反応するか?
このことを正確に読み取れた方が、
良い結果になるのです。
いろんな株の本とか動画で勉強してる人たちは
テクニックばかりを勉強したり、
形に頼り切ったりしてしまっているので
自分以外のその他大勢がどう思っているのか、
どう反応しそうなのかを無視しているのです。
実際によくある私に来る質問とかも
何か良い投資手法はないのですか?
実際の投資はどんな流れですれば良いのですかなど
答えありきで求めてくる人がたくさんいます。
私自身も、そういったノウハウを紹介をしていますし
もちろんこういう流れで投資すれば、
そこそこ儲かりますよという事はいくらでもできます。
けれども、結局それは投資家心理を読むスキル放棄していることになります。
やはりそれをやっている人とやらない人の差は大きいと思うのです。
要は、モノ凄く大きな儲けを目指したいんであれば
やはり投資家心理を読む努力を怠るべきではないのです。
〜投資家心理を読むスキルと筋トレ〜
自分が投資しようとしている株に対して
パソコンの奥にいる投資で悩んでいる人たちが
どう捉えるかと言うことを俯瞰視して読み取る。
この訓練をしないと本当の意味で
株式トレードのスキルは身に付かないと思います。
結局これに関して、
投資家心理を読むスキルを高めるために
ひたすらトレードの練習をしましょう・・・
ということなのですが、
これは筋トレと同じです。
筋肉というのは重たいものを一生懸命
上げたり下たりしないと付かないのと一緒で
鍛えるところきちんと”意識して”鍛えていかないと
発達しないですよね。
株式に投資する際も、
やはり不特定多数の心理洞察と言うのは
普段から意識して鍛えていかないと
いつまでたっても身につきません。
これは反復によってできるものです。
不特定多数の心理洞察というと難しそうに聞こえますが
これは「何種類かの移動平均線」を利用することによって
ある程度悩んでること望んでいることが
見えてくるのではないでしょうか。
まぁそこが見えていれば「移動平均線」に応じた形で
不特定多数の投資家たちがどう思うか?
それが読みやすくなるはずです。
ですから、移動平均線の傾きとか、
絡み具合というものが
もの凄く重要になってくるのです。
しっかりチャート全体を俯瞰視して
投資家心理を読むスキルを高めて、
その人たちは、今の株価の位置だったらどう思うか?
このことを一生懸命考え抜く。
それを一生懸命やっていると
その部分の脳が活性化して
株価の流れが読めるようになる。
そこで初めて、技やテクニックが有効に使えるようになる。
逆にそこがおろそかなのにテクニックばっかり追いかけても
いつまでたっても利益が伸びないという事ですね。
・・・とまあ、今日伝えたいことはこんなところです。
少し長くて疲れましたか?
でも、しっかりとした内容で、正しいことを
正しく伝えるとなれば、どうしても短い文章にはなりません
それでも、こんな長文メールに付き合っていただき
ありがとうございます
それでは・・・
相本哲士
<補足>
これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは
本番で使えるようにはなりません。
読んだ記事を本番で使えるようになるは
「繰り返し読む」ことが大事です。
いいなと思った記事、
これは大事だぞと思った記事
是非身につけたいと思った記事
があれば、
内容がスラスラと言えるようになるまで
繰り返し読みましょう。
1記事につき最低7回。
そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と
どんどん出来ることを増やしていきましょう。
基本の徹底反復が
後の大きな飛躍へと繋がります。
頑張ってください。
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相場師朗のショットガン投資法の販売を先生のサイトで見かけました。そのサイトにたどり着けません。お教えください。