相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。

今回は、大相場に繋がりやすいシグナル

「N大・逆N大」についての考察していきます。

それぞれ「ニチダイ・逆ニチダイ」と読むのだそうですが
このネーミングの面白さも相場先生ならではですね(笑)。

この「N大・逆N大」の中でも
大儲けに繋がりやすい「N大・逆N大」と
大して儲からない「N大・逆N大」があります。

それについては、この講義の最後の方でお伝えしたいと思いますので
最後まで、しっかりと目を通してくださいね。

では、まず「N大・逆N大」の定義を確認します。

・N大(ニチダイ)
5日線・20日線共に下がっていたものが
5日線が上昇し、20日線を下から上に抜ける。
その後、一旦5日線が20日線に近くものの
結局は5日線は20日線に触れることなく「もの別れ」となって
上昇していくパターン。

下図を参照。

・逆N大(逆ニチダイ)
5日線・20日線共に上がっていたものが
5日線が下降し、20日線を上から下に抜ける。
その後、一旦5日線が20日線に近くものの
結局は5日線は20日線に触れることなく「もの別れ」となって
下降していくパターン。

下図を参照。

N大・逆N大のシグナルが出た時、つまり
「20日線に近づいてきた5日線が戻り切れず反発した時」
は大相場になる。

ということです。

いつもの事ながら、実際の過去の日経平均株価で確認しておきましょう。

チャート1:2005年1月〜7月 日経平均株価

この期間は、三度も「N大・逆N大」が出現しました。

①の地点で、緑の20日線を赤の5日線が抜いています。
その後、②の地点で、5日線が一旦、20日線に近づきますが
結局、接触することなく、元の流れに大きく戻っています。

チャート2:2007年9月〜2008年2月 日経平均株価

「逆N大」が2回も、かなり大きく下がっていますね。

チャート3:2009年1月〜9月 日経平均株価

N大が2回、オーソドックスなパターン。

チャート4:2010年1月〜2010年5月 日経平均株価

緑の20日線を赤の5日線が抜いてから
その後、すぐに5日線が一旦、20日線に近づきますが
結局、接触することなく、元の流れに大きく戻っています。

緑の20日線を赤の5日線が抜いてから
5日線が一旦、20日線に近づくまで比較的短い期間で起こっています。
その後の動きは、かなり大きな動きになっていますね。

この後に並べるチャートも
緑の20日線を赤の5日線が抜いてから
5日線が一旦、20日線に近づくまでの距離に
ぜひ、注目してみてください。

チャート5:2011年8月〜9月 日経平均株価

緑の20日線を赤の5日線が抜いてから
5日線が一旦、20日線に近づくまでの距離が長いので
その後、5日線と20日線が接触するまでの期間が少ない。

チャート6:2012年1月〜6月 日経平均株価

緑の20日線を赤の5日線が抜いてから
5日線が一旦、20日線に近づくまでの距離が短いので
その後、5日線と20日線が接触するまでの期間が大きい。

チャート7:2014年5月〜9月 日経平均株価

最初の「N大」は、少ししか儲からなかった・・・。
2つ目は、オーソドックスなパターン。

以下の3つのチャートも同様の視点で見てみてください。

チャート8:2015年8月〜2016年2月 日経平均株価

チャート9:2017年9月〜11月 日経平均株価

チャート10:2018年1月〜2018年3月 日経平均株価

ここまで、過去十数年間の「日経平均株価」の日足チャートのほとんどの
「N大・逆N大」について見てきました。

N大・逆N大のシグナルが出た時、つまり
「20日線に近づいてきた5日線が戻り切れず反発した時」
儲かりやすいことがお分かりいただけたかと思います。

さらに、「N大・逆N大」の中でも
大きく儲かるパターンと少ししか儲からないパターンがある、
ことが分かりましたね。

大きく儲かったのは、
チャートの2・4・6・9になります。

その一方で、少ししか利益が出なかったのは
特にチャートの3と10になります。

同じ「N大・逆N大」でも
このように大きな儲けの差が出るのに
ある傾向があります。

それは、

最初に、5日線が20日線を抜けた地点と
その後、一旦5日線が20日線に近付いた地点の距離(期間)にあります。

下図で最終的に確認しておきましょう。

N大の場合

5日線・20日線共に下がっていたものが
5日線が上昇し、20日線を下から上に抜ける・・・①の地点
その後、一旦5日線が20日線に近くものの
結局は5日線は20日線に触れることなく「もの別れ」となって・・・②の地点
上昇し最終的に5日線が20日線に接する。・・・③の地点

①と②の距離(期間)が小さい場合、その後の上昇が大きくなっています。
逆に、①と②の距離(期間)が大きい場合、その後の上昇が小さくなっています。

逆N大の場合

5日線・20日線共に上がっていたものが
5日線が下降し、20日線を上から下に抜ける・・・①の地点
その後、一旦5日線が20日線に近くものの
結局は5日線は20日線に触れることなく「もの別れ」となって・・・②の地点
上昇し最終的に5日線が20日線に接する。・・・③の地点

①と②の距離(期間)が小さい場合、その後の下落が大きくなっています。
逆に、①と②の距離(期間)が大きい場合、その後の下落が小さくなっています。

以上、「N大・逆N大」の中でも
大儲けに繋がりやすい「N大・逆N大」と
大して儲からない「N大・逆N大」があるということ
がお分かりいただけましたか?

この「N大・逆N大」は
単に、大儲けに繋がりやすいシグナルというだけでなく
週足と日足を組み合わせ、より精度の高い売買をする際にも、と
ても重要なシグナルにもなります。

ここで、あなたにやっていただきたいことは
必ず、このパターンをご自身で見つけ出していただいて
それを何度も見て、あなたが実際に売買する判断の材料として
頭の中に擦り込んでおいてください。

今回は、以上になります。

<補足>

これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは
本番で使えるようにはなりません。

読んだ記事を本番で使えるようになるは
「繰り返し読む」ことが大事です。

いいなと思った記事、
これは大事だぞと思った記事
是非身につけたいと思った記事

があれば、

内容がスラスラと言えるようになるまで
繰り返し読みましょう。

1記事につき最低7回。

そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と
どんどん出来ることを増やしていきましょう。

基本の徹底反復が
後の大きな飛躍へと繋がります。

頑張ってください。

T-Aimoto