相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。 今回も、前回の講義に引き続き、 超短期で儲けを確実に狙う「ショットガントレード」 典型的なチャートパターンについて、考察していきます。 早速いってみましょう。 下記の「ドクターシーラボ」の日足チャートをご覧ください。 このチャート見て、あなたはどういう作戦を立てますか? 少し時間を取って、真剣に考えて見てください・・・ 狙いを定める際の基準となるものが3つあります。 ・移動平均線 ・節目 ・前の高値、前の安値 この3つを基本に売買の作戦を立てます。 売買に参考にするのは、たったの3つだけ。 参考にするものは多くない方がいいです。 シンプルに考える。 ・移動平均線 ・節目 ・前の高値、前の安値 この3つ以外のことは考えないで、狙いを定めましょう。 儲けが取れるシナリオはたくさんあるとは思います。 たくさんのシナリオがあるとは思いますが、 ここは私だったら「こう考える」というものを紹介したいと思います。 今現在は、下げているか?上げているか?というと 下げている局面ですね。 今現在、下げているのであれば、 基本、この下げを眺めて、眺めて、眺めて・・・・ 下げ止まったと思える地点で買いを入れて 次の上げを取るという作戦がいいと思います。 再度、同じ事の繰り返しになりますが ・移動平均線 ・節目 ・前の高値、前の安値 この3つを使って売買の作戦を練る。 今は下がっている局面ですから、 下げを眺めておいて・・・ 「移動平均線」と「節目」「前の高値、前の安値」のいずれかで 株価が跳ね返ったら買いを入れるのです。 もし一度だけ跳ね返っただけでは心配と思うのであれば、 2つの条件が重なったら買う。 例えば、「前の安値」と「節目」重なったとか・・・ 二度目に下がってきたが、一度目の安値を下回らずに上がってきたとか・・・。 条件が2つ揃えば、買いを入れるのも安心して入れることができますね。 このチャートでは、現在下げていますが、 青色の60日移動平均線で反発するかどうかが気になります。 もし、60日移動平均線を割ってしまうなら 紫色の100日線で反発するかもしれません。 このチャートの続きを見ていきましょう。

一旦、青色の60日線を下回りましたが すぐさま長い陽線で60日線の上に出てきました。 ローソク足の実体の半分以上が5日線の上にあり これは上昇しそうな雰囲気がかなり出ています。

買いを入れます。

その後、切るとき(売るとき)は、 陰線が出るか、5日線を陰線で割る か、横に並ぶか・・・ いずれかになれば手仕舞いします。

ショットガントレードで大事なことは、

「危なくなったら、すぐ切ること」です。

自分の立てた作戦どおりに株価が動かなければ 損が出ますが、すぐ切ってしまってください。

もし損が出ても、次の機会で取り戻すことを考えること。

失敗だと、心の中では思っているのに 自分の中で、勝手な希望的観測を思い描いて 損失を拡大させないように努めてください。

今回は、予定どおり上昇し 5日線を陰線で下回ったところで売り手仕舞いをします。

 

また、「7の法則」というものを覚えておいてください。

「7の法則」とは、

上昇が7日間続くと、そろそろ陰線が出る可能性が高い

というものです。

相場先生が「過去 30年間の東京証券取引所のチャート」を全部調べた結果、 7日連続株価が上昇した後は、基本的に休む傾向がある。 というものです。

今回のチャートでも、上昇7日を過ぎた辺りから 株価が横バイになってきていますね。 下がっている途中の株価。 その下げを眺めておいて、 「移動平均線」と「節目」「前の高値、前の安値」のいずれかで返したら買う。 以下に、同じようなチャートパターンを挙げておきます。 「群馬銀行」日足チャート。 青色の60日線で下げ止まり 陽線で力強く反発しました、ここで買いを入れます。 前の高値に並んだところで陰線が出たので売り手仕舞いします。 続いて、「オリエンタルランド」の日足チャート。 これも60日線に触れてから上昇しています。 前の高値近辺で十時線が出たので、ここで売り手仕舞いします。 「MS&AH」も同じようなチャートになります。 最後に「セイコーHD」の日足チャート。 この「セイコーHD」の場合は 青色の60日線も下回り 紫色の100日線で陽線が出て反発しました。 60日線で必ず反発する訳では決してないので 株価の下げを眺めながら 「移動平均線」と「節目」「前の高値、前の安値」のいずれかで返すのを待ちましょう。 ショットガントレードは、 両建てではなく、片張りです。 下げなら下げ、上げなら上げを取る。 そういう場面だけを見つけて投資する。 そのショットガントレードに向いている場面を 見つけられる目を練習を重ねて身に付けて行ってください。 T-Aimoto <補足> これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは 本番で使えるようにはなりません。 読んだ記事を本番で使えるようになるは 「繰り返し読む」ことが大事です。 いいなと思った記事、 これは大事だぞと思った記事 是非身につけたいと思った記事 があれば、 内容がスラスラと言えるようになるまで 繰り返し読みましょう。 1記事につき最低7回。 そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と どんどん出来ることを増やしていきましょう。 基本の徹底反復が 後の大きな飛躍へと繋がります。 頑張ってください。 >コンテンツ一覧へ