相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。
株トレードで継続的に勝ち続けるためには、
有効なトレードルールを確立する事は
避けてとおることはできません。
ごく当たり前のことですが
株は「値上がり」または「値下がり」を予測し、
予測通りになった時に、利益を得る事が出来ます。
そのために、多くのトレーダーが
「値上がり」や「値下がり」のタイミングを捉えようと
「勝つための手法」を勉強していきます。
いかに相場の動きと自分の予測を一致させ、
いかに利益を大きくしていく事ができるか
このことを追い求めていくのです。
現に、株に限らず、F Xであれ、先物であれ
稼ぎ続けている人は、
自分にあったトレードルールを持っています。
逆に、そういったものを持ち合わせてない人が
ずっと「負けている」のです。
つまり、株トレードの世界で勝ち続けるには
『勝つためのマイルール」を持っているかどうかが
勝敗を決するのです。
ただ、多くのトレーダーは
「勝つためのルール」を得ようとすると
そのノウハウ探しに翻弄され
いつまで経っても、答えが見つからない・・・
といった罠に陥ってしましがちです。
僕が実際に「勝つためのルール」を確立できたのは、
「必勝チャートパターン」の追求だけに
邁進しなかった事が非常に大きく、
全く異なるものを追及していたように思います。
それは
「負けないためのルール」です。
あれ!?
「負けないためのルール」と
「勝つためのルール」は違うの?
と思われるかもしれませんが、
これらは根本的に全く異なります。
勝つためのルールと、負けないためのルールの違い
『勝つためのルール』は
「利益を上げ続けていくためのルール」です。
これに対し
『負けないためのルール』は
「損失を最小限に抑えるためのルール」
になります。
株トレードで、一時的に勝つことは
比較的、簡単です。
株の場合、上がるか下がるは
2分の1の確率でしかないので
単発で勝つだけなら全くの初心者でも可能なのです。
また環境が良ければ、誰でも勝てますが
多くの人が環境が変わった途端に
大負けします。
しかし、今月も来月も、半年後も、、、
1年後も3年後も、10年後も、、、
勝ち続けるのは大変です。
つまり、
『勝つためのルール』は、
「一時的に勝てばいい」というものではなく、
長期的に勝ち続ける事ができるルールを
持たなければならなため、
そのハードルは極めて高くなります。
これが、
株で勝つことは簡単であるが
勝ち続けることは難しい
と言われる所以なのです。
これに対して、
後者の『負けないためのルール』は、
一回一回の勝ち負けに一喜一憂することなく
最終的にトータルの損益が「プラス」になれば、
それは「負けた」ことにはならないため、
・トータル損益をプラスに出来ずに
毎月損失ばかりの状況
・次のトレードができないほどの
大損を出してしまう状況
この2つの状況を避けることさえ出来れば
それは紛れもない『負けないルール』となります。
そして、株トレードの世界では、
そのような『負けないルール』を持てば、
『損益を常にプラスにしていく事』ができるのです。
少なくとも『勝つためのルール』を得るために
「自分の予測を、毎回当てるルール」を追求するよりも、
許容できる損失を受け入れながら
トータルで利益を出せるルール
次のトレードが出来なくなるほどの
大損失を回避するルール
以上のような
『負けないためのルール』を身につける方が
圧倒的に簡単です。
勝つためのルールを追求するような視点を持たず、
徹底して「負けないルール」を追求することで
勝てるようになれるという事です。
もちろん『勝つためのルール』を追求していくのは、
誰もが当然のように持つものだと思いますし、
それが「悪い」というわけではありません。
ただ、
そのような視点で
株に対する取り組み方を変えることこそが、
いち早く、株トレードの世界で
「結果」を出せるようになるという事です。
僕は、実は
株トレードがとても怖い・・・
そう思っています。
恐怖心を忘れ、強欲になり過ぎたばかりに大損をし
財産の全てを失った、気狂いになった、死にたくなった、、、
そんな人を沢山見てきました。
株式マーケットは怖い。
その恐怖心があれば、株式マーケットに敬意を払い
自分自身が謙虚になれます。
株式マーケットを甘く見て、健全な恐怖心を持たなければ
いずれ株式マーケットから身ぐるみを剥がされることになります。
まずは、守りを固めましょう。
このような視点から僕は
『勝つためのルール』よりも
『負けないためのルール』を知ることが重要だ
と考えています。
徹底して「負けない事」が
「勝つ」ための最善かつ最短ルート。
まずは「利益」を追求するのではなく
「損失を出し続けない事」と
「致命的な損失を避ける事」を
学んでみてください。
実際に、「負けないルール」が確立できた時点で、
自然と利益が次々と積み上がっていくようになります。
どれだけ稼いだかを自慢したい人には
自慢させておけば良い。
僕はいかにして損失を少なくするかを考える。
そういった反面、
僕が、”株トレード”というビジネスにおいて最も気に入っているのは
上限がなく、上を目指そうとすれば、いくらでも上を目指すことが
可能だということです。
株トレードって、素晴らしいビジネスですね。
以上、株トレードにおける
「勝つためのルール」と「負けないためのルール」の違いから
まずは「負けない事が大事」という話でした。
先ずは、”土台固め”、それが出来れば、利益が”バズり”ます。
あなたは、負けない考え方を持っていますか?
あなたは、負けないための考え方をしているか?
株トレード脳・診断プログラム
<補足>
これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは
本番で使えるようにはなりません。
読んだ記事を本番で使えるようになるは
「繰り返し読む」ことが大事です。
いいなと思った記事、
これは大事だぞと思った記事
是非身につけたいと思った記事
があれば、
内容がスラスラと言えるようになるまで
繰り返し読みましょう。
1記事につき最低7回。
そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と
どんどん出来ることを増やしていきましょう。
基本の徹底反復が
後の大きな飛躍へと繋がります。
頑張ってください。