過去に大幅上昇した時の高値近辺では
株価が乱高下しやすい。
上昇トレンド中に、陽線が続き
一旦、高値をつけた後に大きく下げる。
という事例を考察します。
このような場合には
リバウンドを狙った買いをする投資家がいる一方で
その後、大きく下がると思って売る投資家
更には、高値圏で売り損った投資家の利益確定など
売り買いが交錯することで
株価が乱高下します。
投資家心理の交錯状態が落ち着き
これらの売り買いが一旦、整理されると
その後、大きな価格変動になりやすいものです。
神戸物産(3038)は、2020年11月から
続いた上昇トレンドが、12月に入り高値圏で揉み合い
その後、大きく下落しています。
このように、下落トレンドに転換する前では
半月ほど、高値圏で揉み合うことが多いです。
もちろん、再度上昇するということもありますが
その後の大きな価格変動をイメージしておき
現金比率を高めることが無難ですね。