相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。 今回も、前回に引き続き「ショットガン投資法」 実践売買の講義を進めて行きます。 超短期で儲けを取ることが出来る典型的なパターンを紹介しますので しっかりと学んでくださいね。 途中、わからない用語が出てきた場合は以下のサイトにまとめてあります。 >基礎編:株式投資を始めるかたはこちらから   を参考にしてください。 では、早速、本題に行きます。 下記のチャートは「大塚HD」の日足チャートです。 大きく上がってきた株価が横バイになっています。 この後、あなたなら、どういう戦略を立てますか? このチャートを見て気がつくこと そして、どういうシナリオを描くか? 少しの間、考えてみて下さい。 ・・・(考える時間、数分間)・・・ 先ほど、お伝えしたとおり 大きく上昇してきた株価が上値を更新することが出来なくなり横バイになっています。 それまでほとんど触れる事のなかった「緑の20日線」に頻繁に接触するようになりました。 大きく上がった後の横バイなので 次は下降局面になる可能性が高いと思われますが この地点では、まだ下降局面になるか上昇局面になるかは分かりません。 もし、前の高値に届くことが出来ずに 20日線を陰線で割ってきたら売りを入れる。 ここまで考える事が出来たら合格です。 この後、もし想定したとおり 「前の高値に届く事なく 20日線を陰線で割ったきたら・・・」 「売り」を入れましょう。 実際の株価は以下のとおりです。 想定どおり、前の高値に届く事なく 20日線を陰線で割ってきたので売りを入れます。 オレンジ色の300日線まで一気に急降下。 そこで買い戻しをし手仕舞いします。 大きく上がってきた株価が横バイになり、 高値を更新する事なく、 緑の20日線を下回って陰線が出たら売りを入れる。 これと、同じようなパターンのチャートを以下に並べてました。 超短期で儲けが取れる 下げ局面の典型的なパターンなので しっかりと目に焼き付けておいてください。 まずは、「第一興商」の日足チャート。 上昇3ヶ月目に入ってから 株価が横バイに高値を越えようと挑戦するも 結局、超えられず 20日線を割って陰線がでました。 ここで売りを入れます。 青色の60日線でに当たって大きな陽線が出たので この地点で手仕舞います。 次は、「ロート製薬」の日足チャート。 このチャートも、 上昇3ヶ月目に入ってから 株価が横バイに高値を越えようと挑戦するも 結局、超えられず 20日線を割って陰線がでました。 典型的な「トライ届かず」のパターン。 上昇中は、ほとんど触れる事がなかった緑の20日線に 頻繁に触れるようになっています。 20日線を割って陰線がでた地点で売りを入れます。 今回は、青色の60日線ではなく 紫色の100日線に当たってから大きな陽線が出ました。 この地点で手仕舞います。 次は、「アサヒグループHD」の日足チャート。 前出の3銘柄と違い かなりの長い期間、株価が横バイになっています。 約3ヶ月もの長い期間、 上値が揃い高値を更新するのに苦労しています。 また、ローソク足が、 青色の「60日移動平均線」に触れる間隔が段々と狭くなっているのが分かります。 60日線に、すぐに触れ 窓明けて陰線が出たところで売りを入れます。 赤の5日線に陽線で触れたので ここで手仕舞いします。 最後は、「キャノン販売」の日足チャートです。 1800円の節目を越えるのに株価が苦労しているようです。 緑の20日線に頻繁に触れるようになり 株価が20日線を陰線で割ってきたので売りを入れました。・・・①の場面 しかし、今回は一度は下げた株価が 3日後には、5日線の上まで上昇してしまいました。 うねり取りなら「買いヘッジ」で対応する局面ですが ショットガン投資は、超短期投資なので 失敗したら、すぐに諦めて損でも手仕舞いします。・・・②の場面。 その後、再度、20日線を陰線で割ってきたので 売りを入れます。・・・③の場面。 紫色の100日線近辺で株価が下げ止まり横バイに 赤の5日線を陽線で上回ってきたので ここで買いを手仕舞いします。・・・④の場面 以上、 大きく上がってきた株価が横バイになり、 高値を更新する事なく、 緑の20日線を下回って陰線が出たら売りを入れる。 このパターンについて考察してみました。 あなたも、同じような形をしたチャート見つけてきて まずは、チャート見ながら 1つ1つのローソク足について、理屈を付けて売買してみる。 自分なら、○○という理由で売り(または買い)を入れるのです。 次に、同じ部分を今度は隠して、売買をやってみる。 チャート見ながら、売買をやるのと チャート見ないで、売買をするのと 少し感覚がズレると思いますが 何度も、練習していると、 そのズレが徐々に無くなってきます。 後は、その理屈を付けた出来た事を 実際にお金を放り込んで売買する際に活かすだけです。 相場先生の動画は元より この私のブログを通して しっかりと株式投資の技術を身につけて行ってください。 最初は、できないと思います。 最初は、できないですが、できないものをできるようにするのが練習です。 ですから、出来なくても全く問題ないです。 とにかく練習をしてくだい。 上手にならない人の特徴は、3〜4回くらいやってみて できないから諦めてしまいます。 諦めた地点で失敗が確定します。 ぜひ、きちんと儲けが取れるようになるまで諦めない。 自分でチャートを見て、ちゃんと考えて、 考え て、考えて、考えて・・・ どういう考えでここで売り買いをしたらいいのだろうと考える。 それを出来るようになるまで繰り返す。 初めはできなくても問題ないです。 でも真面目に練習を続けていれば誰でも出来るようになります。 ですから、日々コツコツと練習をし続けてくださいね。 T-Aimoto <補足> これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは 本番で使えるようにはなりません。 読んだ記事を本番で使えるようになるは 「繰り返し読む」ことが大事です。 いいなと思った記事、 これは大事だぞと思った記事 是非身につけたいと思った記事 があれば、 内容がスラスラと言えるようになるまで 繰り返し読みましょう。 1記事につき最低7回。 そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と どんどん出来ることを増やしていきましょう。 基本の徹底反復が 後の大きな飛躍へと繋がります。 頑張ってください。 >コンテンツ一覧へ